介護の夜勤あるある17選!眠気の対処法や求人の選び方も紹介

 

「これから介護職に就きたい」「転職先として介護職を検討している」という方の中には、給与が高い夜勤業務に関心がある方も多いはず。しかし、介護職の夜勤において何が大変なのか、そもそも自分に務まるのか、事前に知りたいという方も多いのではないでしょうか。

そこで、普段はなかなか知ることのできない夜勤のリアルがわかるよう、介護職の夜勤あるあるをご紹介します。

目次

思わず共感してしまう夜勤あるある

介護夜勤の実態は一般的にはあまり知られていません。利用者の方が寝ている時間帯なのでのんびり過ごすことができると思っている方も多いかもしれませんが、実際にはさまざまなハプニングやアクシデントが起きています。

また、「自分が働いている施設だけだと思っていたけれど実際は夜勤業務ではよくあることだった」というケースも多いようです。

介護の夜勤あるある17選

それでは早速、介護の夜勤あるあるを見ていってみましょう。すでに介護職の夜勤を経験したことがある方は、思わずうなずいてしまうようなあるあるエピソードもあるかもしれません。

【介護夜勤あるある1】同僚との距離が縮まる

たくさんのスタッフが働いている施設や時間帯には、話しかけづらい先輩やそりが合わない同僚がいるかもしれません。

しかし、日勤と比較すると夜勤の時間帯は働いている人が少ないので、どんな相手であっても力を合わせる必要があります。協力しあうことで「意外と優しい人だった」「いい人だった」などと感じたり、普段見えない一面が見え同僚との距離が縮まったりすることがあるのも夜勤あるあるです。

【介護夜勤あるある2】寝不足の時に限って忙しい

夜勤業務は眠気と闘わなければならない時間が多いもの。しかし寝不足の時に限ってナースコールで呼ばれたり、トイレ介助が重なったりすることがあります。

夜勤の時間帯はたくさんの記録業務がありますが、そのかたわら夜間のオムツ交換を数回したり、タイミング悪くトイレ介助が必要な利用者の方が起きてしまったり、ふらふらと別の利用者さんが部屋を出てしまい「そっちに行かないで!」と夜中に大声を出すこともしばしばあります。

【介護夜勤あるある3】日勤スタッフが出勤してくると安心する

夜勤業務といっても夜間の業務対応だけではありません。起床の手伝いや排泄介助・朝食の準備なども含まれます。

介護夜勤は少ない人数で回すことも多いので、徐々に活動を始める入居者の方々に限られたメンバーで対応しなければなりません。そのため、日勤スタッフが出勤してきた時は「救いの神」に見えることもあります。

【介護夜勤あるある4】夜勤明けの開放感は格別

しっかりと夜勤業務をこなして朝の光を浴びながら帰る夜勤明けの解放感は日勤業務では味わえないものです。そのまま帰って就寝し疲れを取るのもよし、帰りに買い物などに寄って時間を有効に使うのもよしです。

【介護夜勤あるある5】やり残した仕事を帰宅後に思い出す

帰宅後、布団に入ろうとした時に、やり残した仕事を思い出してしまうのも介護夜勤のあるあるです。「カルテに夜勤時の記録をし忘れた」「切ってほしいと言われていた〇〇さんの爪を切り忘れた」など、うっかり忘れた仕事ややり残した仕事に気づきます。電話やメールを入れて申し送ろうか考えつつ、眠気に負けてしまうことも少なくありません。

【介護夜勤あるある6】帰宅した後もナースコールが聞こえる

業務が終わってもナースコールの音が聞こえる気がするという経験をしている人も少なくありません。夜勤業務は入居者の方に万一のことがあった時に対応しなければならないので責任が大きく、ナースコールを強く意識している方も多いようです。

しかし、帰宅後や休日にナースコールが聞こえる気がするのは疲れている証拠かもしれません。疲労を取るためにもゆっくり休息してリフレッシュしましょう。

 【介護夜勤あるある7】深夜巡回中の恐怖体験

いくら夜勤業務に慣れていても、静まり返った深夜の施設を巡回するのは怖いものです。真っ暗な中で物音が聞こえたり何かが動いたりすると、ベテラン介護士の方でも恐怖を感じてしまいます。施設によっては「幽霊を見た」という怖い噂が流れることもあります。

【介護夜勤あるある8】深夜に始まる利用者さんとのお喋り会

夜勤業務の時間帯、多くの入居者の方は寝ていますが、実は夜になると昼間よりもよく話す利用者の方もいます。そのため、深夜に利用者さんとお喋り会をしなくてはいけないことがあります。

お話をすることは利用者の方を深く知る絶好の機会でもあります。就寝を促しつつ、丁寧にお話を聞いてあげることも必要です。

【介護夜勤あるある9】深夜のトイレ介助が重なる

夜勤業務では少ない人数で対応しなければなりませんが、入居者の方のトイレ介助のタイミングを調整することは当然できません。タイミングが重なってしまうこともしばしばあります。

一人でトイレに行ける方であっても、暗い施設内では足元は暗く昼間よりも危険が増すため、日勤業務よりもトイレ介助の負荷が重いと感じる方も多いようです。

【介護夜勤あるある10】いつの間にか朝ドラに詳しくなっている

食堂や共用スペースにあるテレビで朝ドラを流している施設は多いようです。朝方は最も忙しくなる時間帯でもあるので、介護士がじっくりテレビを見ている暇はありませんが、「いつのまにか朝ドラのテーマソングが口ずさめるようになっていた」「内容に詳しくなっていた」という介護士も多いようです。

【介護夜勤あるある11】空き時間につい求人情報を見てしまう

介護夜勤は介護の仕事の中でもとりわけハードだといわれることが多い仕事です。身体的な負担だけでなく、少ない人数で対応する必要もあることから心理的な負担も大きい業務であり、転職を考える方も少なくないようです。

特に一人で介護夜勤に臨んでいる場合、他の人の視線がないため「スマホなどでつい求人情報を検索しまった」という経験がある方も多いようです。

 【介護夜勤あるある12】夜勤の帰りに寄るコンビニが楽しみ

無事に夜勤業務を終えた後、達成感と共に立ち寄るコンビニが楽しみな方も多いのではないでしょうか。夜勤明けは学校や仕事に向かう人が多い時間帯です。そんな中、スイーツやお酒、おつまみを選ぶ時間はまさに癒しのひとときです。

しかし、生活が不規則になり栄養も偏りがちになってしまうという夜勤ならではの悩みもあります。

【介護夜勤あるある13】通勤ラッシュを見て夜勤でよかったと思う

夜勤明けの時間帯は通勤ラッシュの時間帯です。帰りの電車が満員電車と逆方向の場合、混雑を横目にゆったり席に座って電車に乗れる優越感に浸ることができるのも介護夜勤ならではのあるあるです。

【介護夜勤あるある14】大晦日の夜勤は意外と楽しい

介護施設は24時間365日稼働しているため、大晦日や元旦でも勤務にあたる場合があります。世間の年越しモードの中での出勤ははずれクジを引いた気持ちになるかもしれません。

しかし、お正月は家族で過ごす入居者の方もいるため業務の負担が少なくなったり、お祝い用の食事を検食で食べられたりするなど、意外と楽しく感じることもあります。

【介護夜勤あるある15】朝方にやってくる猛烈な眠気

介護夜勤にあたる時は睡眠時間を調整して臨んでいる方も多いですが、朝方にやってくる猛烈な眠気は誰しもが経験するものです。しかし、猛烈な眠気はさまざまな対処をとることで、緩和することもできます。詳しい眠気の対処法については、後述します。

 【介護夜勤あるある16】夜勤明けで疲れているのに眠れない

夜勤業務が明けるとすっかり心も体も疲れているのでぐっすり眠りたいところですが、目や頭が冴えてなかなか眠れないことも多いようです。眠れない時は考え事をせず、目を閉じてリラックスしましょう。

【介護夜勤あるある17】うっかり仮眠しすぎてしまう

介護夜勤に臨む時は事前に仮眠を取っている方も多いようですが、つい仮眠しすぎることも介護夜勤あるあるの一つです。ハッと起きると朝食準備の時間になっていて、大慌てで業務に戻るといった経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

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求人の画像です
給与
パート・アルバイト 日給 24,000円~24,000円
勤務時間
21:00~翌9:00
仕事内容
府中市にある男性のご利用者様のお宅に訪問して身体介護、生活援助をお願いいたします。
(勤務時間:月曜日の21:00~火曜日の9:00)
※別室で仮眠もできます。
住所
東京都 町田市 小山町2598-5 メゾンファミーユⅤ101
京王相模原線 多摩境駅 から徒歩6分

介護の夜勤あるある「眠気」の対処法

勤務時間の猛烈な眠気は夜勤あるあるのひとつです。ここでは「眠気」の対処法についてご紹介します。夜勤で眠気が襲ってきたら一度試してみてください。

目薬をさす

夜勤中に眠気に襲われたら目薬をさしましょう。特にメントール配合入りのものは目がすっきりするのでおすすめです。

お菓子を食べる

口を動かすだけでも眠気は緩和されるのでお菓子を食べてみましょう。グミなど噛むお菓子で手が汚れにくいものがおすすめです。

ストレッチやマッサージをする

身体を少し動かすことでも眠気は解消されるものです。眠気に襲われたら少し立ち上がってストレッチや体操をしてみたり、手や足などのマッサージをしたりしてみましょう。手の平や首の後ろなど、眠気覚ましのツボを刺激してみるのもよいでしょう。

手洗いや歯磨きをする

手洗いや歯磨きなども眠気覚ましには有効です。特に歯磨きは口がすっきりするので、リフレッシュにもなるでしょう。冬場は辛いかもしれませんが、あえて冷たい水で手洗いや歯磨きをするのも、おすすめです。

コーヒーやエナジードリンクを飲む

コーヒーやエナジードリンクはカフェインを含むので眠気覚ましに有効な飲み物です。ただし、飲み過ぎによるカフェインの多量摂取は身体に負担がかかるためおすすめできません。またエナジードリンクには糖分も多く含まれるため、こちらも飲み過ぎには注意しましょう。

周りのスタッフに話しかける

頭を回転させるために周囲のスタッフと少し会話してみましょう。ただし夜勤の時間帯は少ない人数で業務にあたっているので、スタッフが他の業務にあたっていない時、忙しいタイミングではない時に話しかける配慮が必要です。

たとえ10分でも仮眠をとる

仮眠が取れる施設であれば10分などの短い時間であっても仮眠をとることをおすすめします。もし仮眠場所が休憩室と同室で寝られない場合は、その場で目を閉じるだけでも眠気を改善できる場合があります。

外の空気にあたる

眠気がおさまらない場合は外の空気にあたってみましょう。夜風が体にあたると気持ちもすっきりするのでおすすめです。

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介護の夜勤はやっぱり辛い?

日勤でも大変なのに夜勤の介護となるとさらに辛いのでは?と思う人もいるかもしれません。実際、介護夜勤は辛いのでしょうか。

 介護の夜勤は実はメリット豊富

眠気と戦ったり少ない人数で業務にあたったりすることで大変なイメージがある介護夜勤ですが、施設によっては自分のペースで仕事ができますし、正社員登用へのチャンスがある場合もあります。また未経験でもチャレンジできるなど、実はメリットが豊富です。

介護の夜勤は高収入も狙える

介護夜勤の最大のメリットは、高収入を狙えるところです。1回あたりの夜勤手当が4,000円~8,000円程度つく他、パートスタッフでも22時~5時の深夜の時間帯は時給の25%以上が上乗せになります。「なるべく多くの高収入を得たい!」という方にはおすすめです。

介護の夜勤求人を選ぶ時に見るべきポイント

ここでは、介護の夜勤に絞った求人を選ぶ際に見るべきポイントをご紹介します。

必要とされるスキル

介護夜勤の求人を探す際には、自分のスキルと必要とされるスキルに大きな差がないかを確認しましょう。たとえば、グループホームと特別養護老人ホームとでは必要とされる介護のレベルが異なります。また入居者の方によっても必要な介護の度合いは変わります。

未経験の方は当然ですが未経験可の施設を選びましょう。また経験が浅い方は、夜勤介護でも一人で業務にあたる施設にいきなりチャレンジするのではなく、複数名で業務にあたれる施設でスキルを磨いていくことをおすすめします。

仮眠時間の有無

前述の通り、夜勤業務は睡魔との闘いでもあります。仮眠時間や仮眠ができる休憩室の有無も事前にチェックしておくとよいでしょう。

 スタッフの人数

昼間は多くの人が働く施設でも夜勤の時間帯では一人で業務にあたっているケースがあります。スキルがあり一人で業務にあたるのも好き、という場合は向いているかもしれませんが、万一のことが発生した場合には責任も伴います。

特にスキルや経験が浅い場合は、夜勤専従のスタッフはいるのかなど夜勤の体制について事前にチェックしておきましょう。

勤務形態(2交代制/3交代制)

介護施設の勤務形態には主に2交代制と3交代制の2つがあります。2交代制の場合、昼勤は8時~17時、夜勤は16時~翌朝9時が一般的です。また3交代制の場合は、早番(6時~14時)、遅番(14時~22時)、夜勤(22時~翌6時)の3つの時間帯に分かれて業務にあたることが多くなっています。

2交代制の場合は業務の拘束時間が長いため、仮眠の時間が設けられています。また2交代制なのか3交代制なのかによって仮眠の有無や月の夜勤回数などもさまざまですので、事前にしっかりチェックしておきましょう。

深夜割増賃金

22時~翌5時までの深夜時間の労働に対して支払われる割増賃金です。25%以上の割増率で割増賃金が支払われます。施設によっては割増率がより高く設定されている場合もあるので、求人情報を確認しましょう。

夜勤手当

介護夜勤の手当は一般的に4,000円~8,000円程度といわれています。たとえば月に4回夜勤業務をおこなった場合、基本給に手当が16,000円~32,000円程度が上乗せされる計算になります。

夜勤手当が低い施設を選んでしまうとそのぶん収入も低くなってしまいます。一回あたりの手当の違いは数千円だったとしても、月に複数回夜勤業務にあたることを考慮すると数万円の差がついてしまうこともあります。

少しでもお給料を上げたい場合は、夜勤手当や深夜割増賃金をチェックすると同時に交通費の支給や住宅手当、家族手当などがある施設を選ぶことをおすすめします。

介護職の夜勤を探すなら介護求人ネット

介護職の夜勤は大変なイメージがありますが、実は多くのメリットがあります。少ない人数で業務にあたるので自分にできるか不安という方でも、夜間専従のスタッフが常駐している施設ではサポートを得ながら業務に携われるので未経験でも安心です。

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