介護施設・老人ホーム国勢調査 拒否で罰則も?

 

国勢調査に関連して、介護施設・老人ホームに入所している場合、住んでいる場所はどこになるのか、国勢調査書が見えづらい場合はどうするのか、拒否すると罰則があるのかなどの疑問をまとめて掲載しています。

国勢調査とは

国勢調査は5年に一度行われる、統計法の規定に基づいて実施される調査です。近年はオンラインでの回答も可能になっています。2020年に実施されたので、次の国勢調査は2025年ということになります。

介護施設に入所「住んでいる場所」はどこになる?

国勢調査は1世帯に1つの調査票です。国勢調査では、住民票などの届出場所に関係なく、10月1日現在、ふだん住んでいる場所で調査票にご記入いただきます。
「ふだん住んでいる場所」とは、3か月以上住んでいる場所か、3か月以上にわたって住むことになっている場所をいいます。

老人ホーム、母子生活支援施設、養護施設などの社会施設に入所している人の場合は、10月1日現在、既に3か月以上入所しているか、3か月以上入所することになっていれば、その施設で調査します。

参照)総務省統計局 国勢調査の基本に関するQ&A(回答)

介護施設、老人ホームに入所している場合は、期間により介護施設や老人ホームが住んでいる場所と考えることになります。3ヶ月がポイントになりますね。

痴呆症で書けない場合の国勢調査

老人ホームに入所している場合の住んでいる場所については、国勢調査の基本に関するQ&Aに回答がありましたが疑問に思うのは、痴呆症などで国勢調査の調査書に書く事が出来ない場合です。

痴呆症の場合という明記は回答にありませんでしたが、見えない場合代筆についての言及はありました。

目が見えづらい場合

問6-4 高齢で、調査票の文字が小さく見づらいので書くことができません。
国勢調査では、調査票の文字を大きくした「拡大文字調査票」を用意しています。
調査員又は市町村に、連絡いただければ、調査員がお届けに伺います。

という項目があり、拡大文字の調査票の利用が出来そうです。

参照)総務省統計局 国勢調査の基本に関するQ&A(回答)

記入支援について

また平成27年国勢調査第2次試験調査 実施状況等報告書では記入支援についての記載があることから記入が困難な場合は、記入支援、代筆してもらうことが可能なようです。
国勢調査は本人が書く事が目的の調査ではないので、内容が正確なら誰が書いてもいいようです。

参照)平成27年国勢調査第2次試験調査 実施状況等報告書

国勢調査の拒否・罰則

国勢調査が面倒くさい、拒否したいという方も居るかもしれません。ですが、統計法という法律があり、回答する義務がある旨が規定されています。また、拒否をした場合、拒否をした場合には罰則が規定されています。

参照)総務省 統計法について

2020年の国勢調査のホームページにはQ&Aがあり、良くある質問への回答が掲載されていました。

国勢調査 良くある質問と回答

インタネット回答についても分かり易い動画がありました。

良くある質問への回答でも解決しない場合は、お問い合わせ先もあるようです。解決しない疑問は直接お問い合わせするのもよいですね。

お問い合わせ

参照)国勢調査2020総合サイト

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