介護職はネイル絶対NG⁉爪のお洒落

介護職のお洒落はどこまで許されるか悩む人も少なくないでしょう。
特にネイルは賛否が分かれます。介護職は、利用される方と深くかかわるお仕事です。
そのため利用者が不快にならない身だしなみが大前提になりますが、介護職でもネイル、詰めのお洒落は楽しめますので、自分にあった楽しみ方を見つけてください。

介護職はネイルNG！その理由とは

残念ですが、介護の現場でのネイルは基本NGとされています。その理由は大きく3つあります。

危険だから

高齢者は乾燥などで皮膚が弱くなっている傾向があります。そのため、ジェルネイルなどで通常以上に強固になった爪は、入浴介助などの際、利用者を傷つけてしまいます。実際に派手なジェルネイルを施した職員に傷つけられたとの声もあることから、介護の現場ではネイルはNGになる傾向にあります。

不衛生だから

爪とネイルとの小さな隙間に菌が入ると不衛生になります。介護の仕事は、利用者の食事提供をすることもあります。その際、装飾されたネイルの部品が入る危険性も否めません。
不衛生で危険なネイルは敬遠されてしまいます。

不快感を与えるから

派手なネイルは利用者を不快な気持ちにさせてしまうこともあります。
利用者だけでなく利用者の家族にも、派手なネイルをしているケアスタッフに身内を預けるのは不安との意見もあります。
信頼関係が大切な介護の仕事にとって周りへの配慮は大切になるのです。

やっぱり爪のお洒落はしたい！介護職のおすすめお洒落法

NGと言われても、介護職をしていても爪のお洒落をしたい人も多いかもしれません。そんなとき、お洒落する方法を提案します。メリハリをつけて素敵に楽しみましょう。

普段から爪をきれいにしたい人におすすめなのが、爪磨きです。
爪磨きは自分のモチベーションを上げるだけではなく、利用者を傷つけることを防ぐこともでき、一石二鳥のお手入れ方法です。100円均一の爪磨きでもとてもきれいにできます。

とは言え、カラーネイルを楽しみたい人は、休日にネイルを楽しむのがおすすめです。ネイルのオフに時間がかかるジェルネイルはおすすめ出来ませんが、マニキュアならば手軽に楽しめます。
また、最近では、ネイルシールの種類も豊富に展開されています。シールとトップコートだけでハイクオリティのネイルが手軽に楽しめます。

仕事で靴下を脱がないことが前提にはなりますが、どうしてもジェルネイルを楽しみたい人は、ペディキュアも検討してみてください。ぺディキュアならば、通常のハンドジェルネイルよりも持続性も高く、長い時間楽しめます。

お洒落は、ネイルだけではありません。
休日には大きめのアクセサリーを使用する、普段は下ろせない髪を下ろして出かけるなど、オン・オフにメリハリをつけると、仕事も一層楽しめるようになります。

ネイルOKの介護施設⁉規定は施設によって幅がある！

ネイルは基本NGの所が多いです。しかし、施設によって決まりはさまざまで、透明やピンク、ベージュ系ならOKなどルール規定をしているところもあります。
介護の現場は手を洗ったり消毒したりする機会が多い仕事です。そのため爪が割れたり欠けたりする予防対策として認めてくれている施設もあります。
しかし、いくら職場が認めてくれていても、ジェルネイルならば、爪の長さが伸びすぎないように最低でも３週間に1回はサロンに通うことを徹底するなど、利用者の迷惑にならないことを心掛ける必要はあります。
また、ネイルに規定のない施設でも、大きいパーツはつけない、派手な色は避けるなど、利用者の気持ちに寄り添えるものにすると良いでしょう。

ネイルに対する考え方が今の職場と合っていないと思ったら、転職という選択もありますので、より自分の働きやすい環境を探してみましょう。そして、介護職だからとネイルをあきらめるのではなく、自分に合った方法で楽しんでみてください。

もっと自分に合った職場で働きたい、とお考えの方。
また、転職したいけれど、たくさんある求人情報から自分に合った求人を探してほしい場合は、プロによる転職相談も実施していますので、お気軽にお問い合わせください。