介護の求人に年齢制限はないってホント⁉

介護の仕事に興味はあるけれど、年齢が気になり求人に応募できない人も少なくないでしょう。
ここでは、介護職で働く人の年齢のことや、シニア層に介護職がおすすめの理由をお伝えします。
求人には年齢制限なしと書かれていても、実際のところはわからないため不安を抱えている人は特に必読です。

本当だった！介護職に年齢制限はない

結論から言うと、皆さんが気にしている年齢制限は介護職にはありません。
「介護」と一口に言っても様々な仕事があります。ゆえに幅広い年齢で求人が出されており、個々に合った職種が見つけられるのです。
そのため定年退職後や子育てがひと段落した後などのように、ライフスタイルに変化が起きた後からでも働きやすいフィールドが用意されているのです。
とは言え、実際幅広い年齢と言っても若い子ばかりの職場では働きにくいと感じる人もいることでしょう。しかしそんなことはありません。
厚生労働省(介護労働の現状)の資料内に（公財）介護労働安定センター「平成29年度介護労働実態調査」が出典した下記のようなデータが記載されています。

この表から分かるように男性は30代以降の方が多く働いており、女性は40代以降の活躍が見て取れます。
特に注目すべき点は、60代以上が男女ともに27%以上と高い比率で働いていることです。
これらのことから、幅広い年齢の人が実際に働いていることが分かります。

引用元：厚生労働省(介護労働の現状)

介護職はシニアにこそおすすめ

介護職は年齢が高めのシニア層にこそおすすめの仕事です。
おすすめの理由は大きく4つあります。

1.求人が多い

どんな仕事でも勤務地が遠かったり、雰囲気が合わなければ仕事を長く続けることはできません。その点介護のお仕事は、求人が多いため、自分に適した勤務地や雰囲気の職場などが探しやすいというメリットがあります。

2.色々な働き方ができる

ひとくちに介護の仕事といっても様々です。
入居施設での仕事、デイサービスでの仕事、専門職と連携し自宅での生活をサポートする仕事など多岐に渡ります。
そのためどんな人でも自分に合う働き方が見つけられるのです。
例えば体力に自信がない人の場合、自立度の高い人の入居施設で仕事をすれば身体の介助が少なく、負担が減らせます。
このように自分に合った無理のない働き方が選べることも魅力の一つです。

3.資格なしでもOK

一般的に40代、50代になると未経験の仕事の求人は減る傾向にあります。
しかし、介護の仕事は、未経験でもOKの求人も多く、シニア層が採用されやすいのもおすすめ理由です。
その背景には少子高齢化があり、介護の業界では人材不足が続いています。そのため、やる気がある人は採用されやすいのです。

4.人生経験が生かせる

利用者である高齢者の方とコミュニケーションをとる際に、今までの人生経験は大きな強みになります。子育てや家族のこと仕事のことなどは、経験を重ねてきたからこそ深く話すことができるのです。
また、介護する側がある程度の年齢だからこそ利用者も話しやすく、安心感が生まれ円滑なコミュニケーションが図れるのです。

シニア層が介護職の求人に応募する際の注意点

自分がどのように働きたいかをしっかり整理をしたうえで求人をチェックしましょう。
例えばどんな仕事内容で働きたいかは大切なポイントです。
介護職員初任者研修の資格の有無に関係なく介護のお仕事はできますが、無資格の場合は、食事の準備・洗濯・掃除・買い物・話し相手など「生活援助」に該当する範囲の介護しかできないことをしっかり把握しておきましょう。
全ての介護の仕事を希望するのであれば、介護職員初任者研修の資格を取得することを念頭に置くのもいいでしょう。年齢制限はないためシニア世代でも問題なく取得できます。
また、週にどのぐらい働きたいのか、夜勤はできるのか、どのぐらいの時間働けるのかなどの条件も整理しておくといいでしょう。
フルタイムで働くのが不安ならば「午前中だけでも可」などの求人を探すのもおすすめです。自分に合った条件の仕事を選ぶのが大切ですので、しっかり求人を読み、あなたにぴったりの介護のお仕事を探してみてください。

シニア応援の介護求人

求人情報を探す際に「シニア応援」という求人を探すという方法もあります。シニア層を積極的に採用している施設なので応募がしやすいですね。

⇒【介護求人ネット】シニア応援の求人一覧

また、探している求人情報から自分に合った求人を探してほしい場合は、探している求人が見るからない場合は、プロによる転職相談も実施していますので、お気軽にお問い合わせください。