介護の仕事でボーナスはいつもらえる？ボーナスの時期について

介護の仕事で、ボーナスは支給されているのでしょうか。また、ボーナスといえば年2回というのが一般的ですが、介護の仕事でボーナスが支給される時期はいつなのでしょうか。ボーナスが出ることがわかっていれば、仕事を続けるモチベーションになります。ここでは、気になる介護職のボーナスについてまとめてみました。

介護の仕事　ボーナスが出るのはいつ？

企業や公務員のボーナスの支給は、1年に2回、夏と冬に出るというのが一般的です。
クレジットカードのボーナス払いや、住宅ローンの返済などでも、年2回のボーナスを前提として、夏と冬に増額となっています。
もし、ボーナスがいつ出るのかが他の業種と違っていたとすると、生活設計をするのに困ってしまいますよね。

結論を言うと、介護の事業所でも、一般の企業と同じように夏と冬に支給となっているところが多くなっています。冬は12月がほとんどで、夏は6月または7月が多いのですが、8月というところもあるようです。

ボーナスの支給日についても、企業のボーナスと同じように、給与の振り込みと同時、あるいは、ボーナスのみ15日、というパターンが一般的です。

介護の仕事のボーナスはどのくらい？

では、介護職のボーナスの金額はいくらくらいなのでしょうか。
公益財団法人介護労働安定センターが行った「令和元年度 介護労働実態調査」によると、介護職のボーナスの金額は次のようになっています。

参照：令和元年度「介護労働実態調査」の結果

介護職だとボーナスも少ないというイメージがある方もいるかもしれませんが、支給されている事業所では、きちんと計算されてそれなりの金額が出ていることがわかります。
ただ、この調査は、一般の介護職員だけでなく、サービス提供責任者や、給与が介護職員よりも高い看護職員も一緒に含まれているため、金額は高めに出ているようです。

また、非正規職員、つまりパートなどでも35万円を超える高い金額になっています。介護職ではパートであっても重要な戦力ですので、きちんとそれを評価している事業所もあるということですね。

ボーナスのあるなしは勤務形態や施設によって違う

ボーナスは、給与と違って必ず支給しなければならないものではありません。
そのため、ボーナスが支給されない介護事業所もあります。
また、正規職員かパートかによっても違うので、それを詳しく見てみましょう。

上でご紹介した「令和元年度 介護労働実態調査」では、正規・非正規のボーナスのあるなしについて、次のような結果が出ています。

正規職員では、「いつも支給される」「経営状況によって支給される」を合わせると、85％の職員に賞与が出ています。
一方、非正規職員の場合は、正規職員に比べて状況は厳しめ。
「いつも支給される」「経営状況によって支給される」を合わせても51.7%ですが、毎年確実にボーナスが出るところは38.5%にすぎません。

参照　介護労働者の就業実態と就業意識調査　結果報告書

今、働いている職場でボーナスの金額が少なかったり、正職員にはあるのにパートだけボーナスがなかったりする場合は、事業所にそれだけの余裕がないということになるかもしれません。

ボーナスが無い職場でありに変更されることはまれ

もともとボーナスが支給されていない職場で、ボーナスが支給されるように変更されたというのは、なかなか耳にしない話です。生活のためにもきちんとボーナスがほしい、と思ったときには、正職員としてボーナスのある施設に転職することを考えてみるのがいいかもしれません。

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賞与があることがはっきりしている施設なので、ボーナスがある介護の仕事に転職を考える際には応募がしやすいですね。

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