介護施設の管理者ってどんな仕事をするの？

介護施設の管理者の仕事は主に3つ

一般の介護職員として入社して経験を積むと、やがて管理を任されるようになります。

介護施設の管理者の業務は多岐にわたりますが、大きく「運営管理」「収支管理」「人の管理」の3つに分けられるでしょう。

運営管理

介護施設の運営方針や事業計画、年間目標の設定などを行います。また。提供サービスの見直しや環境改善、利用者数安定のための営業活動なども担います。

収支管理

入居者の施設利用料や運営管理費用などを把握し、収支のバランスを見ながらコントロールする役割に担います。また、保険請求業務や各種経費の管理なども同時に行うのが一般的です。

人の管理

職員のマネジメントだけでなく利用者の状況も把握します。また、面接や採用業務なども行います。人を束ねる存在として大きな責任を伴いますが、大きく成長することができるでしょう。

管理者へのステップアップを視野に入れよう

介護施設の管理者は、一般的な介護職員に比べて当然給与も高く、100人以上の大規模な事業所の場合は月給50万円、賞与100万円を超える場合もあります。

介護業界で長く働きたいという方は、管理者へのステップアップを視野に入れて、今後のキャリアプランを考えてみることをおすすめします。

なお、介護施設の管理者になるための資格は特に定められていませんが、業態によっては資格が必要となる施設もあるため、事前に確認しておくようにしましょう。