介護職員だから言える「介護職は大変、それ偏見です！」

「介護職＝大変な仕事」というイメージ

介護業界で働いた事がない方は、「大変な仕事」というイメージを持っている方がほとんどだと思います。介護をしている家族が身近にいる方、介護業界で働く知人から愚痴を聞いたことがある方は尚更でしょう。

では、介護の仕事は本当に「大変」なのでしょうか？

介護職員として働いている方の声

☆介護職員Aさん（特別養護老人ホーム勤務・女性・31歳）

介護の現場を知らない人からは大変そうだねってよく言われます。

でも、私思うんです。「じゃあ、みんなは楽な仕事でお給料もらってるの？」って。

嫌な事があって辞めたいと思う時もあるけど、些細なことで「もうちょっと頑張ろう」って思える。それはどんな仕事も一緒じゃないですか？

些細なことって、ほんとにちょっとした事です。

夜勤で一緒になった同僚と他愛ない話をしたり、お互いの愚痴を言い合ったり、夜ってなぜか楽しく話せるんですよね(笑)

それに、利用者さんのお孫さんと私は同じ年代なので、お孫さんに接するように親しく色んなお話してくれます。戦争の話、生活の知恵、「こんな時はこうしたらいいよ」って人生の大先輩からのアドバイスも。

仕事の知識以外に得るものも多いです。

何より、利用者さんとそのご家族から「ありがとう」って言われた時、本当にこの仕事していてよかったと思います。

きついと思う時ももちろん沢山あります。

でも、そんな中で自分を励ましながら頑張ってます。

「介護の仕事は大変」って、間違ってはないけど偏見でもあるんですよ。

インタビューの最後に、「自分の仕事をイメージだけで判断されたくないですね」と語っていたAさん。自分の仕事を「大変そう」で片付けて欲しくない。どんな仕事にも誇れる何かがあるんだという強いメッセージを感じました。

Aさんのように、介護職員として誇りを持って働ける職場は沢山あります。

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