【デイサービスで働くメリットとデメリット】

デイサービスのお仕事

介護職は幅広く奥深いですが、無資格・未経験でも可能な業務も多く、誰でも始められる仕事です。また高齢者介護のイメージが強い職種ですが、障がい者介護を含め幅広い福祉のお仕事ができるのも魅力の一つです。

介護サービスと一言でも言っても様々な職種やサービス形態がありますが、比較的利用のしやすいデイサービスにスポットを向けます。

要介護認定を受けた高齢者が、社会参加、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを受けることができるのがデイサービスです。送迎車で送り迎えがあることや、高齢者が家族以外の人と交流できるなど人気の高い介護保険サービスです。
デイサービスでのお仕事をお考えの方に、デイサービスで働くメリットとデメリットについて見ていきましょう。

●利用者とその家族に寄り添った支援が可能
デイサービスへ通う高齢者は介護度が低い方も多く、身の回りのことがある程度できる人が多いのが特徴です。そのため相手の立場に立った接遇や自立支援、介護予防といった幅広い介護が求められます。
特にデイサービスで行われるレクリエーションでは、高齢者の自立した日常生活の実現に向けた意欲向上、要介護状態の重度化を予防するためのさまざまな工夫が凝らされています。仕事内容がバリエーションに富んでいるためやりがいを感じやすいといえるでしょう。
またデイサービスの目的は、高齢者の介護支援だけでなく、その家族の介護負担を減らすことも挙げられます。高齢者をデイサービスに預けて家族が自分の時間を持つことは、在宅介護を続けていく上でとても重要なことです介護の仕事を通じていろんな人の役に立っているという仕事への満足感を感じられることは、仕事をする上でもやりがいにつながります。

●スタッフとのチームワークが深められる
デイサービスはレクリエーションやイベントも多いため、スタッフ・施設、時にはご利用者が一丸となって取り組む内容が比較的多くあります。そのため意見を出し合い、常に一つの目標に向かって全員が取り組む機会がありチームワークを深めることができます。

●夜勤がなくスケジュール通りに働きやすい
デイサービスの勤務時間は施設によっても異なりますが、朝8時～夕方17時までが最も多いのが特徴です。夜勤がなく、土日や祝日が休みの施設もあり、24時間体制で365日間稼動している特養などの入所型の施設と比較すると働きやすいといえます。

デイサービスで働くデメリット

デイサービスの仕事には大きなやりがいがある一方で、デメリットもあります。

●介護技術を深めることが難しい
デイサービスは介護度が低い高齢者が多いため、自立支援や介護予防のスキルは深められても、身体介護する場面は少なめです。そのため、身体介護の技術を深めるには適していないといえるでしょう。

●人間関係にストレスを感じる場合も
デイサービスの利用者は高齢であってもしっかりとした人が多いため、接遇などしっかりとした配慮が必要となります。ご利用者の中には気難しい性格の人もいますので、配慮が必要となります。

●給料が安い
24時間体制の入居型の施設と比べ夜勤手当がない為、デイサービス施設の方が給料が安いことが多いのです。

デイサービスでの給料は他の介護施設と比べると低めかもしれません。ただし夜勤もなく勤務時間が規則的なので、体力面に不安がある方や家庭との両立、プライベートを充実させたいという方に向いているといえます。

デイサービスのお仕事は多くマンパワーグループでもとても人気の職種です。
あなたに合ったお仕事を探してみてください。

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