Wワークで注目 介護の夜勤専従

介護職の夜勤専従が、Wワークの一つとして注目を浴びています。夜勤での介護というと大変そうなイメージもありますが、夜間手当や割増賃金など、高収入を見込めるという利点もあります。
Wワークに介護の夜勤専従を選ぶときに気をつけたいことは何でしょうか。

人気の副業として注目を集める、介護の夜勤専従

Ｗワークをする理由は様々だと思われますが、できれば短時間で効率のよい働き方をしたいと、多くの人が考えるのではないでしょうか。

介護職には夜勤専従という働き方があります。日勤を伴わず夜間だけ働く方法ですが、介護職の中でも特に報酬が高いと言われるのがこの夜勤専従です。

夜勤は基本給に加えて夜勤手当や時間外手当といった割増賃金が上乗せされるため、条件によっては日勤の倍以上の賃金増加が見込めます。
たとえば夜勤の一カ月の勤務日数は最大でも10日前後ですが、それでも月20日以上勤務する日勤とほぼ同等か、それ以上の収入を得ることが可能です。これは大きなメリットといえるでしょう。

また昼間の仕事と時間が重ならないため、シフトを組みやすいという利点もあります。実際、介護の夜勤の求人では「WワークOK」と書かれたものが非常に多く見られます。
募集の仕方も１勤務○○円というものが多く、これもWワークとして組み入れやすい要素と言えます。
このように少ない勤務日数で高収入を得られることが、介護職の夜勤に人気が集まる理由の一つと言えるでしょう。

掛け持ちして大丈夫？夜勤をする場合の注意点

夜勤には、単発でシフトを組みやすい、高収入が見込めるなど、Wワークとして大きなメリットがあります。ですが労働時間の管理や自身の体調の管理といった面では、夜勤特有のデメリットも考えられます。

介護の夜勤をすることのメリットとデメリットを見てみましょう。

介護業界の人が介護の夜勤を副業とする場合の注意点

介護職に就職したはいいけれど、思ったより給料が少ない…という悩みを持つ人が、Wワークとして夜勤専従をすることがあります。
同じ介護職なので、仕事の内容に対する不安は少ないですし、複数の職場を経験することで自身のキャリアアップもはかれます。高収入も得られます。

ただ、複数の事業所を掛け持ちした場合、定められた労働時間を超過した際の時間外手当をどちらの事業所が支払うのか、というトラブルが発生する場合があります。
無用なトラブルを避けるためにも、それぞれの事業所での契約内容をきちんと把握し、Wワークについても理解を得ておきましょう。

また、シフトの管理も自身でしっかりとしておく必要があります。
介護の仕事は肉体的な負担も大きいので、日勤と夜勤を掛け持ちする際は自身の体力について十分考慮する必要があるでしょう。

介護業界以外の人が、介護の夜勤をする場合

介護職の求人は概して年齢、性別、学歴を問わず、未経験者、資格なしでもOKと書かれたものが多く見られます。また、現場で働きながら資格を取ることで給与アップも見込めますし、転職の選択肢も増やせます。

一般的に介護の夜勤は日勤に比べて仕事内容は少なく、限定されているため、通常時ならば負担は少なく楽な側面もあります。
ただし、夜間は職員の数も少ないため、利用者の容体が急変するなど有事の際には、一人ひとりの責任と負担が大きくなります。

事業所の規模にもよりますが、一人で夜勤をする場合もあり、精神的な負担を感じてしまうこともあります。未経験では対応が難しい状況もあります。このような負担を軽減する為、最初に研修期間を設けている事業所も多くありますが、夜勤の場合は未経験では勤務出来ない求人もありますので、事前に経験の必要性の確認することをおすすめします。

Wワークの注意点

介護の夜勤をWワークとして取り入れるときに忘れてはいけないのが、今の職場がWワーク可能であるかどうかの確認です。あわせて労働基準法で定められた労働時間内に納まるかどうかの確認もしておきましょう。
仕事がブッキングすることがないよう、スケジュール管理もしっかりとしておく必要があります。
夜勤は普段の生活リズムとは違う、変則的な働き方になります。自身の体調をしっかり考慮して、Wワークのせいで体調を崩すことのないように気をつけましょう。

夜勤のみの介護求人

求人情報を探す際に「夜勤のみOK」という求人を探すという方法もあります。Wワークを考えていて夜勤のみでもOKな施設なので応募がしやすいですね。

⇒「夜勤のみOK」の求人一覧　

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