茶髪に込められた、介護職員としてのポリシー

熱い想いが誤解されることも・・

マンパワーグループのサポートデスクには、求職者の方から様々な質問が寄せられます。
中には、面接や入社時の服装や髪型について聞かれる事も。
一概にはお答えできない場合が多いのですが、そんな時、あの話を思い出します。

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特別養護老人ホームで責任者として働くAさんは、新人スタッフB君が入社した日のことを懐かしそうに話してくれました。

その施設は、特に規則で決められているわけではないけれど、みんな暗黙の了解で黒髪か、カラーリングしていてもほんのり茶色程度の職員ばかり。

ところが、B君は鮮やかに染められた髪で初出勤しました。

驚いたAさんが「面接の時は黒かったのに、採用した途端そんなに明るくするなんて」とたしなめると、B君は「だめですか？」と言ったきり黙ってしまいました。

黙り込んでしまったのにはワケがあったのです・・・。

介護業界は未経験で、初めて介護職員として働くことになったB君。
正直、介護にあまり良いイメージもなく、不安だらけでした。

そんな時、ある雑誌で営業マンを特集した記事を思い出したのです。

「いいスーツを着て、いい靴を履いて、お気に入りのネクタイや時計をした時は仕事のモチベーションも上がる、失敗したとしても気持ちはそこまで落ちない」

一流企業のトップセールスマンの言葉が頭をよぎり、

❝自分のモチベーションアップ方法は茶髪だ！暗いイメージのある介護の現場で明るく働くために、髪を明るくしよう！❞
そう思ったのです。

あまり派手すぎると印象が悪くなるかもしれないから、ギリギリの明るさにしよう、B君なりに考えた結果でした。

そんな率直で正直な思いをポツリポツリ話すB君の姿を見て、Aさんは言いました。

「規則があるわけじゃないし、そのまま働いてみるか？でも、利用者さんやご家族は職員を見た目で判断する人もいる。それでもいいのか？」
そうして働き出したB君、失敗も沢山あったようですが、「茶髪の兄ちゃん」として慕われるようになったそうです。

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入社前に規則について確認しよう！

介護業界は、各法人・企業によって身だしなみに厳しいところ・そうでないところ様々なので、
入社前に服装や頭髪の規則についてきちんと確認することが大切です。

マンパワーグループには、豊富な写真や動画で事業所の様子が良く分かる求人が沢山掲載されています。職場の雰囲気を知ってから応募できるので、面接に行ってから「イメージと違う」とガッカリせずにすみますよ。